今回紹介するのは「Wilson Phillips – RELEASE ME」です。
リリースは1990年ですが、80年代特有の雰囲気があって大好きです。
楽曲
作詞・作曲 Wilson Phillips
1990年にリリースされた1stアルバム「Wilson Phillips」にされ、シングルカットされビルボード第1位を獲得しています。
アーティスト
1990年にデビューし、大ヒットし一気にスターダムに登りつめ、2枚目のアルバムもリリースしますが、その後、活動が止まってしまいます。そして、2004年に復活し、現在も活動を続けているようです。
何といってもすごいのが、彼女たちの両親、チャイナ・フィリップスの両親はフォーク・ロック・グループ「ママス&パパス」のメンバー、そしてカーニー・ウィルソン、ウェンディ・ウィルソン姉妹の父親はザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンです。
ものすごいサラブレットです(笑)
アーティスト情報:ウィルソン・フィリップス – Wikipedia
出会い
出会いは、中古レコード店で、何かいいものはないかと物色していた時、デビューアルバムをたまたま手にしました(笑)
これは、80年代の匂いがプンプンするなと思い、ジャケ買いしました、、、見事ビンゴ!(笑)
曲調
演奏は、80年代特有の音色ですよね。透明感のある音で、この曲は非常にシンプルな構成になっています。
やはり特筆すべきは、彼女たちのコーラスです。3人組となると、各自パート分けをして個性を魅せたりするものですが、この曲では、ほぼ全て3人で歌っています。他の楽曲もそうですが、これが彼女たちの特徴ですね。
一つの楽曲の中で、ヴォーカリストが複数いると、一つのメッセージを伝える際、個性が邪魔をしてバラけてしまう事もあります。反面それが楽曲によってはメッセージをより引き立たせることもあります。
曲によりけりですね、難しいです。
歌詞
これは、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
恋人関係でも、失恋でも、片思いでも。理屈で考えても、現実を見ても、幸せな未来は描けない。分かっているのに離れられない、、、だから相手に「私を解放して」と願ってしまう。相手からすれば、「?」なことですが(笑)
それくらいしないと、どうしようもない、やり場のない気持ちを抱えてしまう事ありますよね。本当は自分でどうにかしなければいけないのはわかっているのに、、、
ただこの歌詞は、楽曲の雰囲気と交わることで、前向きな印象が感じられます。
シチュエーション
この曲は、朝・昼・晩、どのタイミングで聴いてもいいし、部屋で聴いてもいいし、散歩でもしながら聴いてもいいし、万能です(笑)
リラックスして飲めますね(笑)
おすすめアルバム
おすすめのアルバムはやはり、この楽曲も収録されているデビューアルバムの「Wilson Phillips」です。
他にも良い曲がたくさん収録されています。
まとめ
彼女たちは、活動こそ短期間ですが、素晴らしい楽曲をたくさん残しています。血筋なんでしょうか、地道に活動していたらどうだったんだろう?とも考えてしまいます。
彼女たちを一言でいうと「爽やかです」聴いているだけで、嫌なことを忘れられるというか、胸がすっとして、どこか前向きな気分にさせてくれます。