今回紹介するのは「98° – She`s Out Of My Life」です。
原曲はマイケル・ジャクソンです。アカペラでカバーされています。本当に美しい曲です。
楽曲
作詞・作曲 トム・バーラー
1979年にリリースされたマイケル・ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』というアルバムに収録され、シングルカットされています。マイケルがこの曲のレコーディング中に、曲の最後の方で泣いてしまったというエピソードがあるそうです。
それを98°がカバーしたのが今回紹介する曲です。1997年にリリースされた「98°」というアルバムに収録されています。
アーティスト
1997年にデビューし、アメリカでは8曲がトップ40に入るなど、スターダムに駆け上がるも、2002年に活動停止し、2012年に活動を再開している。
アーティスト情報:ナインティーエイト・ディグリーズ – Wikipedia
出会い
出会いは、中古レコード店で物色しているとき、ジャケットを見て、ロックっぽい!と思って買ったら、、、ロックじゃなかった(笑)
でもこの曲と出会えたのは、嬉しい間違いですね(笑)
曲調
アカペラなので、もちろん楽器演奏はなしです。コーラスアレンジも最高です。
原曲のマイケルの歌には非常に感情的な印象があり、それもいいのですが、このカバー曲には包まれるような優しさを感じます。
本当に人の声って不思議です。楽器には出せない雰囲気で、マイケル・ジャクソンのカバーですから、非常にプレッシャーもかかり、原曲を超えるのは難しいはずなのに、見事なアレンジですね。
個人的には原曲よりも好きです。特に終わり方がツボです(笑)
歌詞
歌詞は非常にシンプルで、詩的な印象を強く受けます。ただこのメロディに乗せる言葉としてはベストなんだと思います。
ただ、この歌詞の面白いところは、戻ってきてほしいとか、そういうことを言わないんです。ただ淡々と「彼女がいなくなってしまった」と。
現実を受け入れられない心情が、非常によく描かれています。
She’s Out Of My Life 歌詞「Michael Jackson」ふりがな付|歌詞検索サイト【UtaTen】
シチュエーション
正直、この曲を聴くと、心が洗われる感覚さえあります。一人、静かな時間を過ごしたいときに聴くのをお勧めします。お酒を飲みながら目を閉じて聞いてみてください(笑)
おすすめアルバム
おすすめのアルバは、「THE COLLECTION」です。申し訳ありません。正直、このアーティストは紹介した曲以外、ほとんど聞いたことがありませんでした。チラッとこのアルバム聴きましたが、他にも良い曲ありそうです。
私も一緒に勉強します(笑)
まとめ
音楽と言えば、楽器を使うのは当たり前ですが、今回紹介した曲のように、音楽全てを人間の体だけで表現するアカペラ。
アカペラを聴くと、個人的には楽器を使った音楽とは一線を画した世界観、なにか神聖な雰囲気を感じます。物ではなく、人から生まれたものだからでしょうか?感覚的なものなので、うまく言葉では表現できないのですが、、、
もちろん楽器を使った音楽も大好きです(笑)