今回紹介するのは「THE SPACE COWBOYS – SHINING IN THE BED」です。
すいません。今回、探したんですが、試聴リンクは見つかりませんでした。
YOU TUBEなんかでは動画が見られると思うので、気になる方はぜひ探してみてください。
押し殺した感情、、、解放してくれます。
蓋をした感情、それも自分の一部。マイナスの感情にも美しさがあります。
出会い
彼らがデビュー当時、ヴォーカルの水野克泰さんが、確かスペースシャワーTVの音楽番組の司会をされていて、たまたま見ていたその番組で、ご自身のデビューシングルのPVを流していました。初めて見たときは、とりあえずPVも曲もカッコイイしメロディもいい、ただ、展開が忙しくて、、、聴き終わった後は呆気にとられたというか、ポカンとしてしまいました(笑)
その後、きっとレコード会社も猛プッシュしていたんでしょうけど、当時しょっちゅうこの曲のPVが流れていて、何度も聴いていくうちに、やっぱりいい曲だと思いCDを買いに行きました。
アーティスト
1996年にデビューの4人編成のバンドで、ヴォーカルの水野克泰、ギターの大山英寿、ベースの中田エイイチ、ドラムの大古殿宗大。
前述したように当時の猛プッシュから考えるに、鳴り物入りというか、レコード会社からの期待もかなり大きかったのではないかと思います。ただ、期待ほどにはいかなかったようですね、地上波ではあまり見ることはありませんでしたし、ランキングもそれほど上位にはいかなかったと記憶しています。
個人的にも、もっと売れても良かったんじゃないかと思いますが、、、難しいですね。
その後、メンバーチェンジを経ながら、アルバムを4枚残し、2000年に解散しました。ヴォーカルの水野さんは、解散後も音楽活動を続けていたようですが、2010年頃に音楽活動から引退されたようです。他のメンバーの方はサポートミュージシャンなどで活動されているようです。
楽曲
作詞 水野克泰
作曲 大山英寿
彼らのデビューシングルであり、デビューアルバムの「CHILDREN OF DISTORTION」に収録されている。
曲調
曲調は、ほんと初めて聴く方は目まぐるしい展開であっという間に終わってしまうかもしれません(笑)ほんとジェットコースターみたいな曲ですね。
サウンド的には「THE YELLOW MONKEY」なんかが好きな方は聴きやすいと思います。
演奏自体は非常にシンプルですが、楽器一つ一つの音が際立っていますね、ギターソロも潔いというか(笑)曲の勢いを消さないよう駆け抜けてる感じです。
個人的にサビで鳴っているシンセの音が良いアクセントになっているというか、ロック一辺倒ではなく、ほど良いポップ感を生んでいると思います。
この後、歌詞の部分で書こうとは思いますが、この曲は歌詞と非常にリンクしているというか、歌詞を読むとこの曲の展開が腑に落ちます。
歌詞
一言でいうと「いやらしい」歌詞ですね、まぁ、そういう歌詞です(笑)
こういう行為の中では、様々な表情が見られますよね、スリリングであったり、包まれるような優しさであったり。言葉では言い表せないような感情がぐるぐると渦巻いています。
曲調の部分で、歌詞と非常にリンクしているといったのは、そういうことで、様々な表情を見せる曲調が、歌詞の世界観を非常に上手く表現していると思うんです。
個人的には非常に秀逸で、芸術的な感覚すら覚えます。
シチュエーション
誰かを好きになったときって、いろんな感情があると思うんです。例えば、ふしだらな感情とか、、、
でもマイナスに見えるものって、人は蓋をしがちです、そういうものを包み隠さず表現してきた人たちが、これまで多くの芸術を生んで、多くの人が感銘を与えてきたんだと思います。
人って、そういう蓋をして、押し殺した感情を、こういう芸術に触れて浄化しているような気がするんです。
自分もそうですが、自分のマイナスの部分を受け入れるって、とても抵抗があるとは思いますが、自分丸ごとオールOKって思いながら生きれたら最高ですよね。自分もそうなりたいと思ってます、少しづつでも。
飲みましょう!とりあえず、この曲を聴いている今だけでも「オールOK!」。
そんな風に、自分を解放してくれる楽曲だと思います。
おすすめアルバム
今回おすすめするアルバムは、紹介した楽曲も収録されている「CHILDREN OF DISTORTION」です。
というか、正直言いますと、彼らのアルバムはこのアルバム以外は聴いたことがなくて、、、さらにおすすめしておいて申し訳ないんですが、このアルバムも2・3曲目以外はほとんど聴いておりません。
ただ、他の曲も気に入る方もいると思いますし、やっぱり今回紹介した曲はぜひ聞いてほしいんです!
まとめ
正直、個人的には今回紹介した楽曲と、「SO YOUNG」という楽曲以外、彼らの音楽で自分にピンとくるものはありませんでした。
それでも、自分はこの曲に出会えて本当に良かったと思いますし、感動をもらえたことに感謝しています。
もう音楽から退いた方もいるので、おそらくもう彼らの新しい音楽を聴くことは難しいのが、本当に残念です。