今回紹介するのは「浜田省吾 – もうひとつの土曜日」です。
情景が思い浮かぶよおうな音楽に、切なくて力強い歌詞、名曲です。
楽曲
作詞・作曲 浜田省吾
編曲 板倉雅一
1985年に「LONELY-愛という約束事」のカップリングでリリースされ、1986年にリリースされる「J BOY」というアルバムにも収録されます。浜田省吾としてだけではなく、昭和を代表する楽曲といっても過言ではありません。
アーティスト
デビューは愛奴というバンドのドラマーだそうです、ビックリしました!翌1976年にソロアーティストとしてデビューしたようです。
彼のすごいところは、メディアにはほとんど露出せず、ライブと楽曲制作を地道に続けている。それなのに、この知名度。彼以外にこんなアーティストいませんよね。
独自の活動でマニアックなファンを獲得し活動しているアーティストはいますが、彼は違います。彼はメジャーなんです。それはもちろん宣伝・広告はありますが、他のアーティストに比べればメディアの力を使わず楽曲とその声で成しえた地位です、いぶし銀ですね。
アーティスト情報:浜田省吾 – Wikipedia
出会い
この曲のリリース当時、私はまだ幼少だったため、リアルタイムで聞いていたわけではなく、父親が一緒に飲みに行った際に歌っているのを聞いて知りました。(笑)
なんだこの曲は!すごくいい!とビックリしました。それもこんなロマンチックな曲を親父が歌ってる(笑)
以来、一緒に飲んだ時の親父とのデュエット曲になりました。(笑)
曲調
曲調は、終始、電子オルガンのようなシンセサイザーがメインで使われており、ピアノじゃな思く、この音だから、あのふんわりとした寂しげな雰囲気がでているんだと思います。ギターソロは曲を壊すほど主張せず、まるで主人公の心象を映し出すような、、、泣きのギターですね(笑)全ての楽器が、適度にマッチし一つの雰囲気を作っていて、情景が目に浮かんできます。
歌詞
これはもう、すごいですよね!この短い言葉数の中で、小説・映画のような物語を完結させてしまっている。きっと、一つ一つの言葉・行間から、聴いてる方それぞれに、色々な言葉を連想させてくれるのでしょう。
切ない歌詞です。恋人のいる人に恋をする。
自分には何もない、その上、相手は違う誰かを想ってる。惨めで情けない。色々な葛藤を抱きながらも想い続けてしまう。そしてその大切な人は決して幸せそうには見えない。
この歌詞の素敵なところは、自分の想いを分かってほしいと主張するのではなく、ただ好きな人の幸せを願っているところが、聴いている人をより感動させるのではないでしょうか?
そして、結末は聴いている一人一人の想像に委ねている。
自分の勝手な解釈ですが、「もうひとつの土曜日」、彼との辛い土曜日ではなく、自分が幸せな土曜日を送るから、、、素敵なタイトルです。
シチュエーション
楽曲を聴くのは勿論いいのですが、、、
片思いの時、失恋したとき、好きな人と、仲間と、、、いろんなシチュエーションで、お酒でも飲みながらカラオケで歌うと、気持ちよくその世界観に浸れると思います(笑)
男性にも女性にも響く曲だと思います。ぜひカラオケの十八番ナンバーにしてみてください(笑)
おすすめアルバム
おすすめのアルバムは、、、申し訳ありません。私もそんなに詳しくなくて(笑)というわけで、私もベストアルバム「The History of Shogo Hamada “Since 1975” 」を聴いて勉強します!(笑)
まとめ
今回、この曲を紹介して、改めて思いました。こんなに科学・技術、色々なものが進化しているのに、親父が当時、この曲を聴いて感動したように、自分もまた感動している。人間の気持ちは進化しないんだなぁ、、、と(笑)
でもそれが、今もたくさんの名曲を生み続けてるんですね。