TAKUI – ピアス

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邦楽 00s

今回紹介するのは「TAKUI – ピアス 」です。

ある意味、究極のラブソングですね、男のロマンです(笑)

ごめんなさい。彼はレコード会社を移籍しているので、契約上の問題か「ピアス」の試聴リンクがありませんでした。

楽曲

作詞・作曲 中島卓偉
編曲    野山昭雄・中島卓偉

2001年リリースのシングルで、オリジナルアルバムには収録されておらず、のちにリリースされたベストアルバムに収録された。


アーティスト

1999年デビューで、ロックミュージシャンですが、彼はバンドではなくソロアーティストで活動してきた、彼の世代では珍しいタイプではないでしょうか?

TAKUIとして活動をされていましたが、2006年に本名の中島卓偉にアーティスト名を変更しています。

中学卒業と共に上京し、とても苦労されたとの話を聞いたことがあります。

とにかく歌が上手い!彼はどんな歌を歌っても心地いい、激しい曲にも、静かな曲にも、幅広い表現力を持っています。

そして、彼の書く歌詞は、痛いくらい突き刺さります。初期にの歌詞は文学的な印象が強いもので難解なものが多かったのですが、だんだんと変化し、現在のようなスタイルになりました。着飾らないストレートな歌詞、それでも陳腐な感じは全くしない。言葉選びの天才だと思います。

アーティスト情報:中島卓偉 – Wikipedia

出会い

出会いは、たまたま行った中古レコード屋さんで、手に取った彼のファーストアルバムをジャケ買いした時です。聴いてみると、ZIGGYに似てるな。が第一印象。

ですが、彼の心地いい歌声に惹かれ、気付けば他の音源を探し、ドはまりしていました(笑)その頃であったのが、今回ご紹介する曲で、初見ではそれほど響きませんでした、長い曲だな、、、と(笑)

ですが、歌詞を読んで、度肝を抜かれました。そこからこの曲の本来の素晴らしさに気づきのめり込んでいきます(笑)

曲調

イントロから、ラブソング?っていう始まりですが(笑)Aメロのあのファンシーな音なんかは、彼が大好きだと公言しているBeatlesの影響が垣間見えますね。

個人的にツボなのがサビの演奏のバックで鳴っている、鐘のようなシンセ音ですね。すごくドラマティックでサビの印象を際立たせています。

そして、この激しすぎるサウンドだからこそ、あの歌詞に説得力を持たせているのがわかります。

歌詞

軽いノリのラブソングを吹き飛ばしてしまうような、どストレートで、究極のラブソングだと思います。

そして、この歌詞は、究極に一方的な思いを綴っています(笑)相手がどうこうとか、よく考えれば、他人の考えていることなんてわからないですからね。持っている気持ちを精一杯表現する。潔良いですよね。

そしてこの歌詞からは、言葉では出てきませんが、「永遠」というてーまが見え、「せっかく生まれたんだから、中途半端に人を愛するな」というメッセージが感じられます。

一生懸命とか必死に。とか照れくさいから、駆け引きして、優位になろうとしたりして、相手を手に入れようとする姿は、冷静に俯瞰でみるとクールでもなんでもなく陳腐なんですよね。

やはり誰でも自分が大事だし、傷つきたくないけど、それでも自分の見栄や体裁を捨て、みっともなくても、ボロボロでも、それでも愛する人を求める姿が一番美しいんだと気づかされます。

この曲で

「世界で君を不幸せにできるのも、幸せにできるのも、きっと、目の前の僕だけさ。」

など、自信に満ちたフレーズが見られますが、これは、自身ではなく、自分自身への覚悟のように聞こえます。この曲は、相手、そして自分にも向けた曲なのではないのかと。

TAKUI ピアス 歌詞 – 歌ネット (uta-net.com)

シチュエーション

この機会に、自分の過去・現在の恋愛を振り返ってみましょう(笑)

俯瞰して見て、自分は陳腐な姿になっていませんか?そういう自分も陳腐です(笑)

そう簡単には出来ないのはわかりますが、今からでも遅くありません。少しづつでも。

たった一度の人生、きっとそこまで人を愛した経験は、自分の人生終わりの日、きっと自分を誇れる最期を迎えられると思います。

全てを忘れて飲んじゃいましょう!(笑)今日が始まりの日です!


おすすめアルバム

他にも良いアルバムはあるのですが、長い活動の中、ここにきてまた、こんな名作を作るとは!さすがです。どの曲もヘビーだけどキャッチーで、初めて聞く方は聴きやすいと思います。


まとめ

彼の歌詞には、私の人生の生き方にも影響を受けました。他にも素晴らしい楽曲がたくさんあるので、いずれ紹介していきたいと思います。