BUSH ‐ MACHINEHEAD

アップルの音楽を試してみてください
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洋楽 90s

今回紹介するのは「BUSH ‐ MACHINEHEAD」です。

疾走感とカオスを同時に楽しめます

むしゃくしゃした時にぜひ聴いてみてください!スッキリします(笑)

出会い

出会いは、テレビで初めてPVを見た時ですね。

当時は本当にこの曲のPVが流れまくっていました。

多くの方が感じたと思いますが、ちょっと「NIRVANA」っぽいな。と、、、

とにかくカッコいいのですぐに行きました。CDショップ(笑)

*ちなみに、このPVにチラッと出てくる犬は、ヴォーカルのギャビンが当時飼っていた愛犬だそうです(笑)

Bush – Machinehead – YouTube

アーティスト

イギリス出身のロックバンドです。ヴォーカルのギャビンは本国でバンド活動をしていたが、挫折。1991年にアメリカのロサンゼルスで映像制作のアシスタントとして、半年間、過ごした際、それまでパンクやレゲエなどを聴いていた彼はニルヴァーナのライブを見て衝撃を受ける。本国に戻り、初期メンバーと共に1992年にBUSHを結成。ロンドン周辺のクラブで活動をしていたが反応は芳しくなかった。

その後、紆余曲折もあるが、彼らに目を付けたアメリカのレーベル、インタースコープと契約し、デビューアルバム「SIXTEEN STONE]をリリースし、トータル600万枚を記録する大ヒット。アメリカでの大躍進を果たした。しかし本国イギリスでの反応は変わらず芳しいものではなかった。

ただし、アメリカでも彼らの楽曲からみられるニルヴァーナからの強い影響、また、おそらくヴォーカルのギャビンの容姿からくるアイドル視など批評家からはかなり酷評された。

*ヴォーカルのギャビン自身も「NIRVANA」からの影響について「僕にとって一番重要なバンドは「NIRVANA」だ。リアルな音楽の何たるかを僕に教えてくれた。」と語っている。

その後、メンバー脱退や、活動休止などを経て、現在も精力的に活動しており、これまでに8枚のオリジナルアルバムをリリースしている。

現在残っているオリジナルメンバーはヴォーカルのギャビンのみで、彼は俳優としてもいくつかの作品に参加している。プライベートでは「NO DOUBT」のグウェン・ステファニーと2002年に結婚し、215年に離婚している。

アーティスト情報:ブッシュ (バンド) – Wikipedia

楽曲

作詞・作曲 Gavin Rossdale

曲調

グランジの音楽には珍しい疾走感ですよね。イントロからもう、胸がざわつきます(笑)

疾走し続けるドラムの上で、他の楽器が踊り狂っているような、そんなカオスな感じが大好きです。ただ、良く聴けば、音の足し引きなど、緻密な計算も感じられます。

個人的に、Aメロのヴォーカルエフェクトがたまらないです!

そして、ヴォーカルのギャビンの声ですが、個人的に高い声のヴォーカリストが好きだったりするのですが(笑)色気があってカッコいいですよね。

そして、不思議なんですが、彼の声を聴いていると、なんだか心を煽られているような感覚になるんです、彼の世界観に連れ込まれているような、、、胸がわなわなします。

歌詞

様々な苦難に見舞われ、いつの間にか機械のように生きている。そこでもがいているようです。それを感じさせるのが

「もう一度やり直せたら、何一つ同じようにはしないだろう」

という言葉です。

またAメロの

「息を吸って 吐いて」

呼吸という人が当たり前の行為を、リフレインのように何度も繰り返している部分が、その機械的な印象をより際立たせています。

ヴォーカルのギャビンはインタビューで、11歳の時に両親が離婚し、母親が家を出て以来、「女性と付き合う時はいつも彼女たちがいつか自分の元を離れてしまうのではないかと心配で仕方なかった。だから尚、熱心に女性の友人を作ろうとした。」と語っています。

彼の中のこのような屈折した感情が、歌詞の世界観に表れていると思います。

machinehead 歌詞 Bush ふりがな付 – うたてん (utaten.com)

シチュエーション

ドライブなんかしているときに聴くと気持ちいですね。スピードの出し過ぎには注意ですが(笑)

スカッとして帰ってきて一杯!(笑)

もちろん、家でも!むしゃくしゃした時なんて最高ですよ!

でも、勢い余って飲みすぎ注意です!(笑)



おすすめアルバム

おすすめのアルバムは、今回紹介する楽曲も収録されているデビューアルバムです。他のアルバムも聴いてみて、確かにカッコいいのですが、やはり良い意味でも、悪い意味でも洗練されていってしまうというか、、、

「GUNS‘N‘ROSES」なんかもそうですが、初期衝動のようなものが薄れてしまい、耳障りが良くなってしまうんですね。そういう意味で、やっぱりこの初期衝動の塊のようなデビューアルバムをお勧めします。

まとめ

1994年のKURT COBAINの死という衝撃的な事件から間もなく、流星のように現れた彼らに対する批評家などからの酷評は酷いものだったと記憶しています。

命を懸けて作り上げた音楽をこんな風に評価されるという苦しみは、想像を絶するものだったと思います。

そんな逆境の中でも活動を続けていた彼らは本当に音楽を愛していたんだと思います。

ヴォーカルのギャビンは、こんな言葉を残しています「人畜無害なバンドだね、なんて思われるくらいなら、僕らのことを大嫌いな奴がいたほうがいい。」と。強いですね。

余計なことを考えず、単純にカッコ良いか、カッコ悪いかなんですよね。

私も、これからもそんな風に琴線に触れる音楽を探していきたいと思います。

彼らはカッコいいです!