WANDS – ささやかな愛情

アップルの音楽を試してみてください
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邦楽 90s

今回紹介するのは「WANDS – ささやかな愛情」です。

ごめんなさい。今回の曲は楽曲のリンクを探したのですが、見つけられませんでした。

というのも、この曲は、未発表曲のデモ音源で、WANDS名義のアルバムやシングルには収録されておらず、Various Artists『vocal compilation 90’s hits Vol.1 〜male〜 at the BEING studio』というコンピレーションアルバムに唯一収録されています。


*Amazonや楽天で購入できます。実はまだ自分もこのアルバムは持っていないんですが、、、(笑)購入予定です。

というわけで、YouTubeで検索すると出てくると思うので、とりあえず、そちらで聞いてみてください。

なぜこんな、マニアックな曲を薦めるのかと、、、そう、どうしても聞いてほしいくらい名曲だからです!(笑)

アーティスト

大好きなアーティストです。もちろんWANDSの楽曲やサウンドも好きなんですが、特に上杉さんが好きなんです(笑)ただWANDSの楽曲を本格的に聞きだしたのは、上杉さんが脱退した後で、全盛期の頃にはそれほど聞いておらず、「WANDS懐かしいなぁ。」と思い久々に聞いてみたら、ドはまりし、気づいたら全CD買って聞きまくってました(笑)

上杉さんの決して下手というのではなく、歌声の突き抜けるような伸びやかさに少し不器用さが感じられ、すごく好きなんです。そして容姿や歌い方は少し変わってしまいましたが、その声は今も健在です。すごいですね。

*脱退後の上杉さんのal.ni.coやソロ、猫騙も聞いています。賛否両論あるとは思いますが、やはり自分はWANDS時代の上杉さんが好きです。ご本人はWANDS時代に色々と葛藤されていたそうです。近年はWANDS時代の楽曲も歌っているようですね。あと、上杉さんの脱退後のWANDSも聞いており、いい曲もありますよ。

アーティスト情報:WANDS – Wikipedia

 

曲調

未発表のデモ音源、未完成ということで、ご本人たちの納得のいくものとは程遠いものなのかもしれませんが、さすがですね、完成度がすごいです!ギターは柴崎節ですね(笑)優しいアルペジオにテクニカルだけどエモーショナルなギターソロ!それを優しく包むような木村さんの鍵盤!展開はとてもドラマティックです。

歌詞

優しい歌声とともに情景を映し出してくれる。色々なものに押しつぶされそうで眠れなかった朝、ふと横を見たとき、大切な存在気づく。「当たり前の暮らしと、その微笑み」、そんな幸せが自分にはあったんだと気づき満たされていく。

辛いときほど、支えてくれる存在に気づきやすいものですが、本当はそんなささやかな愛情は、当たり前のものじゃないんだと、だから「いつも大切にしないといけない」、この歌詞には、そんなメッセージも感じられます。

シチュエーション

この曲は、時間に余裕のある時、お酒でも飲みながら、誰かとではなく一人で聞いてみてはいかがでしょうか?恋人、家族、仲間、自分にとって大切な人を思い浮かべながら。きっといい時間が過ごせるんではないでしょうか?



おすすめアルバム

おすすめのアルバムは「PIECE OF MY SOUL」です。4枚目のオリジナルアルバムで、それまでの、デジタルなポップ路線から、後の上杉さんの音楽性を示すような作品です。

楽曲はヘビーなものが多いですが、メロディはキャッチーなので聴きやすいと思います。

まとめ

今回紹介した曲は、未完成のデモ音源、製作者自身にとっては、不本意な作品かもしれませんが、本当に名曲だと思います。できれば、製作者自身が納得のいくフル音源を聞いてみたいですが、きっともう叶わない夢なのでしょう、、、残念です。

でも、本当にこの曲が世に出て、聞くことができたことに感謝です!